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会長より
 

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材料技術研究協会 会長就任挨拶

「異分野の融合による新たなイノベーション創出に向けて」


千葉工業大学 工学部 応用化学科 教授 小浦 節子


 会員の皆様には, 平素より学会活動にご支援, ご協力をいただき, 厚く御礼申し上げます。
 この度, 材料技術研究協会の阿部正彦前会長の後を引き継ぎ、当会の会長を務めさせていただくことになりました、千葉工業大学の小浦節子です。就任にあたり、ご挨拶させて頂きます。
 前会長には、行動力と強力なリーダーシップを発揮していただきましたが, その意思を引き継ぐ形で大任を任され, 気が引き締まる思いです。微力ではありますが, 精一杯頑張らせていただきます。
 当協会は, 1983年11月に設立され, 材料に関する幅広い分野の科学・技術に関する膨大な知見を融合・複合化し, 実用上役に立つ知識として広く発展させることにより, 材料に関する科学・技術の進歩と実用化の一層の発展を図り, もって我が国の産業の発展と国民生活の向上に寄与することを目的としています。昨年から続くコロナウィルスの感染拡大は, 未だ収束の見込みを得ることができておりません。このパンデミックを経て, 生活様式も仕事の仕方も大きな変革期を迎えていると感じています。With コロナ, postコロナの時代に必要とされる材料技術は何か, 分野を超えた新たな考え方が求められます。今後は, 一つの専門分野だけに拘らず, あらゆる観点から, 新たなイノベーション創出を目指し, また, 若い人々の活躍を後押しできるような協会づくりを目指したいと思います。

【将来ビジョンの具体化を目指す】

 当協会では, 理事の皆さんを中心として「将来ビジョンの構想」をまとめて頂きました。これからは, このビジョンの具体化を進めていきます。まず, 今年は通常の討論会に加え, Webセミナーを企画・実施します。コロナ禍にあり, 対面でのセミナー開催が難しい中, Webでのセミナー開催により, 材料技術に関わる測定技術や解釈の仕方を提供する予定としております。また, いくつかの研究会・部会の活動も活発化させていきたいと考えています。さらには, 事業企画として, 企業からの技術相談にも積極的に応じていけるようにしたいと思います。

【若者に活躍の場を】

 少子高齢社会にあって, 材料技術を支える若者の力が必要です。本研究会では, 次世代のサイエンティスト育成の場として, 日本全国の大学生・大学院生と高校生を対象とし,理系の各分野の専門家が所属する学会として若者らへの教育と発表の機会を与えるべく, 数年前よりInternational Student Symposium (ISS) を開催しております。現時点では, 日本国内の学生による発表がほとんどですが, 今後は文字通り国際会議として, 海外からの発表も積極的に受け付けていき, より進化させていきたいと考えています。

【会員の皆さんへ】

 いま社会は, かつてないほどに変革の波が押し寄せ, 新たな材料技術を求めています。この期待に応えることは, 材料技術研究協会の大切な役割と考えています。昨年度に続き, 講習会, 講演会などのイベントはオンライン開催を積極的に推進します。この機会に「情報」のデジタル化, 講習会・講演会のオンライン化を進め, より多くの会員, 技術者の皆さまに有益なコンテンツを届けることを目指します。あらゆる場で材料技術を提供できる集団に変わっていくために, 皆さまご一緒に取り組んでいきましょう。
今後は, 学生会員や正会員を更に増加させ, 魅力ある研究討論会およびセミナーが開催できるよう, 皆さまとともに力を尽くしたいと考えております。どうぞご支援ご協力のほど, よろしくお願い申し上げます。

2021年6月






材料技術研究協会定款

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材料技術研究協会役員一覧

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